他人ごとじゃない!相続トラブルは専門家への相談が解決への近道

父が急逝したことがきっかけとなり、兄弟間で相続トラブルとなりました。またそれぞれ家庭をもっていたので配偶者たちも巻き込んでしまいました。

相続トラブルの原因は健康そのものでまだ60代の後半だった父の死をだれも予想していなかったことです。父本人も全く考えていなかったようで遺言書はおろか資産の把握にも苦労しました。

相続トラブルの対象となったものは現金、株券、土地でした。さらに私たち(父の子)も知らなかったのですが父は数年前に田舎の土地・山林の相続人となっていました。

このことは相続問題が落ち着きかけた頃に発覚したのですが、ちょうど交通事情が改善されて土地の価格が上昇していたこともあり再びトラブルのきっかけとなりました。

当初は同じ血を分けた兄弟ということで、話し合いを重ねればなんとか治まるであろうと考えていました。しかし父のことではなく残された母を引き取って面倒をみたいと言っていた姉が公平な分割には納得しませんでした。それはそれでこの先、何年にもわたり母の世話を主にしてくれるのだから「多少は姉の分を多めに」とは思いました。しかし姉は配偶者が経営する会社の資金繰りのため父から百万円単位のお金を融通してもらっていたことが判明。この時点で姉の取り分が非常に問題視され始めました。

結局、知人に紹介してもらった弁護士を介してトラブル解消へと進めていきました。弁護士の方がまずは4人兄弟と母とで法律に則った割合にて遺産分与の割合を算出。そこからま ず、姉が父に融通してもらったお金のうち金額が明らかとなるもの、そして父が亡くなる3年以内のものを調べてくださいました。それらを姉の相続合計額からいったん引き、そのうえで今後母の世話をするにあたる費用とともに肉体的・精神的な負担を一般的な概算数字にて計算。それを兄弟と母が合意したのちに上乗せするという形をとり、ようやく相続問題から解放されました。

後悔していることは姉が父から融通してもらってきた金額を全て把握できなかったこと。その点においても姉がだれよりも得をしているような気持ちが消えず、未だにギクシャクした関係が続いていることです。やはりもっと早い段階で法律の専門家である弁護士に相談すれば良かったと感じています。これからも付き合っていかなくてはならない身内とのトラブルは避けられるものならそれに越したことはありません。知識が足らなくて自分の利益を優先してしまいがちな素人には大きな負担となりました。

父が遺した遺産の全てを調べるにも大変でした。私自身も株式投資や不動産経営を行っているのですが資産管理はどのように、またどのタイミングで行えば良いかお聞きしたいです。家族には自分が高齢になるまで打ち明けたくない財産もあります。それらの管理について、万一の場合どのような手段があるのか、また遺産を残す者からはどのような対策を講じておけば遺族が困ったりトラブルになったりしないで済むかを具体的に伺いたいです。